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子どもは5歳までにその一生涯に学ぶ全てを学び終えるものである

ドイツの教育学者 フレーベル
1.幼児教育の意義

 1837年、世界で最初に幼稚園を創設したフレーベルは、幼児期の教育の大切さを上記のように述べているのです。 この言葉の意味するものは、何も知らない乳幼児が初めて出会つった物(者)の指導が、いかに大事かを語っているのです。 純真な気持を持つ幼児が、善悪を生む心を育む大事な時期だからです。

2.三つ子の魂、百まで

 「日本でも、三つ子の魂百まで」と言って、幼児教育の大切さは、言われてきました。 親によって大事に育てられた子どもや、やさし心で育てられた子どもは、成人しても思いやりのある大人になる率が高いそうです。 幼児の頃から攻撃的な育て方や、虐待の中で育った子どもは、大人になっても排他的な物の見方をしたり、他人との諍いが絶えないと言うことです。 環境が人を変えると言われますが、幼少時代の環境は教育上重要な位置をしめるのです。 保育園での優しい心を育む指導は、この意味でも大切な役割を果たすのです。

3.汚れを知らない嬰児

 すべての嬰児は、神がなお人間に絶望していないというメッセージを携えて生まれてきているのである。 インドの詩人であり、思想家でもあるタゴールの言葉です。
 人間は成長するにつれて世俗に汚されてしまうが、嬰児は、すべて汚れを知らない美しい姿でこの世に生まれてくると言うのです。 生まれたばかりの赤ちゃんは、身も心もきれいで俗世の汚いものを知りえません。 なのに、世間を知るにつれ、汚れた心になるのはなぜか。 問い掛けているのです。 きたない世の中を知らしめるのは、大人達である。 この事を肝に銘じて大人たちは生きてもらいたい、との願いがこもっているのです。

4.私達がよき手本に

 幼児の成長は、大人の責任であって、こども自ら汚れた心になるものではないのです。 諸悪の根源は大人たちの行いに関わっているのです。 純真な心のまま成長させられればいいのですが、そうはいきません。 悪人がこの世に存在する限り、対処の方法も指導が必要になります。 「朱に交われば赤くなる」と言われるように、友達の選び方の指導も必要ですし、大人の悪に対する批判力の養成も指導しなくてはなりません。 そのためには、まず、指導者である私達が、襟をただし、人に後ろ指を指されることのないように気をつけなくてはなりません。 最近は警察官でさえ悪事をします。 私達先生と呼ばれる身にあるものは、決して悪知恵を働かせる事のないように日々の生活に気配りをして、子ども達のよき手本になるように心がけたいものです。

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